遣り方は、正確に建物を建てるのに大切な工程です。
どのような流れで行われているのか、気になりませんか。
そこでこの記事では、遣り方の作業工程の流れについて紹介します。
▼遣り方の作業工程の流れ
①建物の位置を確定する
まずは、建物位置の確定です。
境界杭同士を糸で結んで境界線を把握し、地縄を張って建物の位置を確定させます。
②高さの基準を決める
建物の位置が確定したら、高さの確定です。
薄板の高さを設定し、水平にして高さを決めていきます。
揺れてズレないように、筋交いにして基準を固定します。
③墨出しを行って水糸を張る
墨出しは水平器や下げ振りなどの道具を使って、ポイントに印をつけていきます。
つけた印から、対角線上に水糸を張っていきます。
④矩出しをする
矩出しとは、直角を出す作業です。
もし対角の長さが同じでない場合は微調整し、しっかり直角になるまで繰り返していきます。
⑤高さを確認する
最後の作業は、高さの確認です。
張り巡らされた水糸を見て、建物の高さや位置を確認していきます。
目視だけでなく、トランジットやレベルを使って丁寧かつ正確に確かめていきます。
▼まとめ
遣り方は、建物の位置を確認する・高さの基準を決める・墨出しを行って水糸を張る・矩出し・高さの確認の流れで行われます。
当社は、住宅基礎工事を手掛けている会社です。
安心安全な基礎工事を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。