玉掛け作業の流れは?
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2024/06/15
コラム
玉掛け作業とは、クレーンを使用して吊り荷をフックにかけたり、外したりすることを指します。
事故を防ぐためにも、作業の流れを正しく把握しておくことが大切です。
今回の記事では、玉掛け作業の流れを解説します。
▼玉掛け作業の流れ
①クレーンを呼ぶ
誘導の合図は、大きな動作やホイッスルで明確に伝わるように行います。
また周囲の状況もよく確認し、事故を防ぐことが大切です。
②吊り荷にワイヤーロープをかける
荷物を持ち上げる途中に荷崩れを起こさないよう、重心を確認しながら玉掛けします。
玉掛けの角度がつきすぎるとワイヤーロープが切れる可能性もあるため、注意が必要です。
③地切り
持ち上げている途中にフックから外れないよう確認しながら、ロープが張る直前で停止させます。
ワイヤーに緩みや損傷などがないかチェックしたら補助者を退避させ、高さ10cmほどまで吊り、停止させます。
この時、吊り荷や玉掛けの状態に異常がないか確認することが重要です。
④巻き上げ
確認ができたら、運転手に合図を行って巻き上げをします。
巻き上げや横移動をする際には、障害物と接触する恐れがあるため、錯ロープを用いて吊り荷を誘導することが大切です。
⑤巻き下げ・荷解き
巻き下げの合図をして、荷物を降ろします。
その際、荷解きは2人で行いましょう。
▼まとめ
玉掛け作業は、クレーンを呼ぶ・吊り荷にワイヤーをかける・地切り・巻き上げ・巻き下げ・荷解きの順で行われます。
事故が起こらないように注意しながら、正しい手順で行うことが大切です。
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